

「規定かルールか、問題か課題か、など些細なことなど気にしなくても、会社のビジネスに支障はない」という意見があるかもしれないが、私はそう考えない。言葉の使い方は、社内の意思疎通のみならず、私たちのサービス品質とお客様との関係維持にとっても大きな影響を及ぼす。
使い分けているのにわかってもらえない、あるいは主語に合わせて言い換えただけなのに別物と捉えられた、どちらも普通に起こりうる状況だよね。特に注意深い人、思慮深い人ほど「誤解しないように」というストレスがたまる。
実際、コンサルティングの文脈では「問題」と「課題」を使い分けることも多い。なぜなら、同時多発的に発生している問題を一気に解決する手法が求められるからだ。だから、たくさん問題があっても「なすべき対応」としての課題は一対一にマッピングされないことが多い。
言葉の再定義は得る物が大きい。特に(客、上司、ステークホルダの別を問わず)他人の意志決定に介入することを生業としている人は、定期的なセルフチェックをお勧めする。